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新刊
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イギリス文学・イギリス文化

イギリス小説研究の最前線 一八世紀から現代まで
著者 河内恵子 監修  原田範行・麻生えりか 編著
イギリスの小説史や文学史を考慮しつつも、各作家や作品が持つ個性と多様性をあくまでも現代において語るという性格の研究書である。
判型・頁数 A5判・368ページ
定価 本体3,800円+税
ISBN 978-4-7553-0454-5

目次

序・・・河内恵子

第一部 小説の誕生と展開―近代初期からヴィクトリア朝

第一章 ヘイウッド文学のリアリズム―イギリス文学史の忘れもの・・・原田範行

第二章 フィクションと現実のはざまで―オーエンソンの『フロレンス・マカーシー』をめぐって・・・中村哲子 

第三章 正史をめぐる競合―チャールズ・ディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』における四人の自己像・・・宮丸裕二

第四章 ジョージ・エリオット再評価——笑いの重層的構造とその効果・・・永井容子


第二部 変わりゆく時代の想像力―世紀末からモダニズムへ

第五章 「ノアの日にありし如く―『アフター・ロンドン』を読むウィリアム・モリス・・・川端康雄

第六章 「ロマンス王」神話の陥穽―作家ファニー・スティーヴンソンが描く女性たち・・・守重真雄

第七章 桜桃の味―『ドリアン・グレイの肖像』における時間性の修辞学・・・鈴木英明

第八章 肖像画というメディア―『ドリアン・グレイの肖像』における芸術とジャーナリズムの関係・・・緋田亮

第九章 環大陸的ゴシック―ポー、ジェイムズ、イシグロ・・・巽孝之

第一〇章 ラフカディオ・ハーンの〈浦島太郎の物語〉―「夏の日の夢」とその入れ子的構造・・・玉井暲


第三部 戦争と記憶、そして未来―二〇世紀から現代の小説

第一一章 ギッシングの反軍国主義―『ヘンリー・ライクロフトの私記』再考・・・小宮彩加

第一二章 創造的共同作業としての英文学―Ⅾ・H・ロレンス『恋する女たち』とF・R・リーヴィス・・・近藤康裕

第一三章 「ポスト印象主義的な魂」—『灯台へ』におけるロジャー・フライの影・・・遠藤不比人

第一四章 ジェイムズ・ハンリーとエリザベス・ボウエンが描く幽霊—第二次世界大戦、心霊主義、ラジオ放送・・・永嶋友

第一五章 女性の解放者か抑圧者か?—ミュリエル・スパーク『ブロウディ先生の青春』における教育的リプロダクション・・奥畑豊

第一六章 「信用できない語り」から「責任ある語り」へ ―カズオ・イシグロの『忘れられた巨人』における対話的想起・・・麻生えりか


あとがき 原田範行、麻生えりか

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