絨毯とトランスプランテーション
ナイポール二十一世紀発表の新作群を対象とし、ときに二十世紀の先行作品と比較しつつ、ときにそれらの予兆性を探りつつ、細部にいたるまで読み取ろうというナイポール愛読者のナイポール作品再訪である。
絨毯とトランスプランテーション
二十一世紀のV.S.ナイポール
  
栂 正行 著
好評発売中!

株式会社 音羽書房鶴見書店
113-0033 東京都文京区本郷4-1-14
Tel 03-3814-0491 Fax 03-3814-9250

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英国女性作家研究者として名高い著者がメアリー・シェリーの姉であるファニー・ウルストンクラフトを中心に据えた伝記的研究であると同時に,独自の視点が光る著作である。
本書は,幾世代にもわたり繰り広げられる家族の心理を解き明かすとともに,急進的でロマン主義的な思想がその時代の「ものを考える人たち」に与えたインパクトを読み取る。
死と乙女たち 
ファニー・ウルストンクラフトとシェリー・サークル
  
ジャネット・トッド 著
平倉 菜摘子 訳
地上の楽園 春から夏へ
地上の楽園は何処に? 本当にあるのか?
日本では伝説的にしか知られていなかったウィリアム・モリスの長編物語詩が、達意の日本語訳でいま甦る。本邦初訳。
地上の楽園 春から夏へ  
ウィリアム・モリス 著
森松 健介 訳
全13編の論考を4部にまとめた論文集。「序」富山太佳夫,第1部「戦争,社会,個人」松井優子/福田敬子/三枝和彦,第2部「戦争の歴史化」伊達直之/大道千穂/越智博美,第3部「偏在する遠い戦争」加藤 匠/小堀 洋/麻生えりか,第4部「日常に潜入する戦争」高橋暁子/加々美成美/小室龍之介/田中裕介。
戦争・文学・表象 試される英語圏作家たち
福田敬子・伊達直之・麻生えりか 編
富山太佳夫 序
キーツの想像力 妖精・牧歌
妖精のイメージと牧歌の表現形式を意識する視点からキーツの想像力を理解し,その独自の想像力はどのような衝動を核にして展開してきたか,そのプロセスはどのような形式をとり,どのような結実をもたらしたかを確認する諸論考を中心に「宮沢賢治の妖精」(書き下ろし)を加え,「イギリス風景画論」を併録。
キーツの想像力 妖精・牧歌   
橋 雄四郎 著
カウンターナラティヴから語るアメリカ文学
本書の論じるユダヤ系、日系から、アフリカ系、ネイティヴ、チカーナまで多様なエスニシティ文学と、エコクリティシズム、映画、音楽との、多文化ナラティヴの交錯は、アメリカを映し出し、困難な時代に働きかける、文学研究のカウンターナラティヴを提示している。伊藤詔子先生のご退職を機に企画された20編の論集。
伊藤詔子 監修 新田玲子 編集
カウンターナラティヴから語るアメリカ文学
エリオットの主要な詩作品をルネサンス以後の欧米の歴史の中に投げ込み,詩人が生きた時代の精神との関連の中で個々の作品の解釈を行い,作品の意味を欧米の精神史の中に位置づけ,さらにこの精神史の本質の受容の問題性を考察する。
田口哲也 著
T.S.エリオットの作品と本質  
―モダニズム的知性の結晶
ハーディ文学の世界を現出することを目標にした、多角的、重層的な論集の完成である。
日本ハーディ協会 編 
トマス・ハーディ全貌
日本ハーディ協会創立50周年記念論集
バラッド詩学
長い年月をかけて人々によってうたい継がれてきた伝承バラッド。その伝承バラッドに内在する様々な‘art’を「バラッド詩学」として28項目に整理したバラッド詩の手引書。
山中光義 著
バラッド詩学
-A Poetics of the British Ballad
英文学の地平
「小説」、「詩、戯曲・演劇、児童文学」、「文化論他」の三部からなる論文集。シェイクスピアからイシグロに至る五世紀にまたがる時代の小説論、文化論など、極めて多岐にわたる論考二十四編を収める。
要田圭治・大嶋 浩・田中孝信 編
英文学の地平―テクスト・人間・文化
 植木研介先生退職記念論文集

Selected Lyrics and Sonnets by Christina Rossetti
科学の急速な進歩と物質文明を特色とするヴィクトリア朝社会の中で、この世を超越した存在に目を向け続けた女性詩人クリスティーナ・ロセッティが残した詩の真髄を、彼女の叙情詩やソネットの中に探った訳注付き対訳詩集。
橘川寿子 訳・注
クリスティーナ・ロセッティ 叙情詩とソネット選
―Selected Lyrics and Sonnets by Christina Rossetti
ワーズワスと妹ドロシー
兄への想いを綴るドロシーの手紙や日記、妹の影響が見て取れる兄の詩作の数々を分析し、二人の愛の成長過程を紐解いていく。伝記と詩は互いに切り離すことのできない有機体という信念に基づき書かれたワーズワス兄妹の愛の15年史。
ワーズワスと妹ドロシー
山田 豊 著
イギリスファンタジー児童文学の戦後日本における翻訳と受容を論じた英文論文。
Aspects of the Translation and Reception of British Children's Fantasy Literature in Postwar Japan (英文) 
『英国ファンタジー児童文学の戦後日本における翻訳と受容―「床下の小人たち」と「トムは真夜中の庭で」をめぐって
田中美保子 著
『石炭殻の道』
第19代英国桂冠詩人アンドルー・モーションの最新詩集より、新たな試み〈ファウンド・ポーエム>2編を含む17篇を訳出した。詩人が見事なリズム感覚とリリシズムで創出した小宇宙を再現する。
伊木和子 訳
アンドルー・モーション詩選集
『石炭殻の道』

音羽書房鶴見書店

www.otowatsurumi.com

実像への挑戦
作家の〈円熟期〉と思われる作品を中心に分析を試みた論文15編を収める。『ふぉーちゅん』同人として発足した研究会20周年を記念する論集。
欧米言語文化学会 編
実像への挑戦―英米文学研究

18世紀後半英国小説の流行ジャンルでもあり英文学史上の重要ジャンルである「感傷小説」の代表的作品。詩人ロバート・バーンズはこの作品を、「聖書の次に大切な本」と言った。英国「感傷小説」の代表作、本邦初訳。
ヘンリー・マッケンジー 著
久野陽一・細川美苗・向井秀忠 訳 
感情の人
ヘルメスたちの饗宴
本論文集のタイトルに用いたヘルメスは解釈学(Hermeneutics)の語源でもあり、作者と読者の間を取り持つ仲介者(interpreter)の意味をもつ。本書のタイトルは36編の論文の執筆者一人一人がヘルメスとなり、「解釈」の起源に立ちかえって、解釈学を実践するという意志表明でもある。松島正一先生の学習院大学ご退職を機に、氏の主宰する読書会「群島水曜会」のメンバーが中心になって企画された英語英米文学の論文集。20年にわたる読書会の報告を併録。
松島正一 編 
ヘルメスたちの饗宴  ―英語英米文学論文集―
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知の冒険  
イギリス・ロマン派文学を読み解く
 
ハーディの五大主要作の一つと称される『はるか群衆を離れて』の「厚みと奥行き」に届くべく10編の論考を集める。「小説の読み方・論じ方」について大きな示唆を与える、「十九世紀英文学研究会」の会員による論文集。
小説の読み方・論じ方
『はるか群衆を離れて』についての10章  

十九世紀英文学研究会 編 福岡忠雄 監修
渡千鶴子・菅田浩一・高橋路子 編著
英語の書記体系
第2言語習得理論、言語学研究の権威ビビアン・クック博士(ニューキャッスル大学)による,豊富で身近な用例を駆使した,英語の書き方(書記体系)に関する入門書でありながらも包括的な専門書The English Writing Systemの邦訳。
ビビアン・クック 著
岡田 毅・石崎貴士 訳 
英語の書記体系
文学と環境を結ぶ批評の先駆的名著(2000刊)の待望の邦訳。主な内容:コウルリッジ/ワーズワス/ジョン・クレア/ウィリアム・ブレイクとメアリ・シェリー/ラルフ・ウォルドー・エマソン/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー/ジョン・ミューア―/メアリー・オースティン。
グリーンライティング
ジェイムズ C マキューシック 著
川津雅江・小口一郎・直原典子 訳
グリーンライティング
落穂を拾う
英詩を講じて50年近くになる著者が、これまで折に触れて発表してきた、専門に関わるエッセイのほかに恩師や故郷の思い出、漢詩、古典、古代史などについての滋味あふれるエッセイを集める。著者は実践女子大学名誉教授、英詩研究会「デミタス」主宰。
橋雄四郎 著 
落穂を拾う  
デイヴィッド・ロッジの小説世界
読み出して、エッ、これ何と驚き、次には思案し……そして成程と納得し、終には感嘆。著者と作者の前代未聞(!)の対話評論。(富山太佳夫氏評)
森 晴秀 著
デイヴィッド・ロッジの小説世界

初めは子午線の片側に、それから子午線の両側に、
ぼくの心は東にあって、ぼくの手が西でこれを書く。           (本書「献辞」より)
第19代英国桂冠詩人アンドルー・モーションの「最も完成度の高い詩集」(『ガーディアン』)と評される最新詩集The Customs House(2012)より原著のおよそ3分の2を訳出する。詩集には発表当時(2009年)反響をよんだ詩人が初めて広島を訪れた折の詩も含まれている。
アンドルー・モーション最新詩集
『税 関』
伊木和子 訳
13名の執筆者が各自の専門分野や関心のあるテーマについて論じる。
江藤秀一先生の退官を記念して刊行された論文集。
ジョンソン博士に乾杯 英米文学談義  
安藤聡・大木理恵子・鈴木章能 編著

悪魔とハープ エドガー・アラン・ポーと十九世紀アメリカ
十九世紀アメリカにおける、植民地主義、科学技術の進展、工業化で変わる「風景」と環境、ポーのエスニシティなど多角的な分析による意欲作。
池末陽子・辻 和彦 著
悪魔とハープ
−エドガー・アラン・ポーと十九世紀アメリカ
ヴィクトリア朝の都市化と放浪者たち
本書はヴィクトリア朝の人々の生に変容を迫った都市化という現象を包括的な視点で捉えている。そして、都市化の結果放浪を余儀なくされた人間、または自らの意志で放浪する人間が内包する問題を文化・社会的視点から分析し、人間が生来持つ自由への願望を明らかにすることにより、繁栄の時代と言われるヴィクトリア朝とその文学を従来とは違う角度から読み解く。
ヴィクトリア朝の都市化と放浪者たち
武井暁子・要田圭治・田中孝信 編
イギリス小説の愉しみ
深澤 俊先生の退職を記念して刊行された論集。
塩谷清人・富山太佳夫 編
イギリス小説の愉しみ
薬 局
イギリス社会の歴史的枠組みの変化を象徴する医師と薬剤師との領域争いを主題に、古典の巧みな改作やパロディをちりばめた疑似(モック)英雄(へロイック)詩=風刺物語詩の傑作を原文の言葉遊びの面白さと巧みさを伝える見事な翻訳で、古典的教養がちりばめられた世界を88枚の図版と詳注とともに楽しむ。(本邦初訳)
薬 局 十七世紀末ロンドン医師薬剤師大戦争
サミュエル・ガース 著
西山 徹 編訳
高谷 修・服部典之・福本宰之 訳
岡 照雄 序
没後125年をへて1993年に編集刊行されたソローの自然史研究の成果でもある遺作を、ソロー作品全体の重要キーワードを手掛かりに丹念に繙く。ダーウィン説に疑問を投げかけた今西錦司理論がよりソローの立場に近いことに着目しつつ、ソローの視点が環境危機の現代に与える意味の重要さを説く労作。
奥田穣一 著
H.D.ソローの『種子を信ずる』

『地上の楽園 春から夏へ』に続いて、ギリシア系神話と北欧伝説に美しい枝葉を与え、人物の心理・性格描写が小説をしのぐ『地上の楽園 秋から冬へ』。作中の「うた」等に脚韻を用いるなど、入念な日本語訳で甦ったウィリアム・モリスの伝説的長編物語詩、ここに全2巻にて初の完訳なる。
地上の楽園 秋から冬へ  
ウィリアム・モリス 著
森松 健介 訳
インド,パキスタン,アフリカ,イギリス,カリブ,オセアニアそして日本と「偏在する土着,偏在する近代」のさまざまな様態を探る9編の論考を集める。「土着」と「近代」との複雑な関係が多角的な照明をあてることにより浮かびあがる。
土着と近代   
グローカルの大洋を行く英語圏文学
栂 正行・木村茂雄・武井暁子 編著
 伊勢芳夫・北島義信・山本 伸・
 杉浦清文・小杉 世・小野俊太郎 著
土着と近代
ロマン主義エコロジーの詩学
9名の執筆者によるイギリスにおけるロマン主義を視座の中心に置いた環境批評の実践である。環境に対する近代的な感受性の芽生えとその歴史的展開を考えることにより,環境と人間の関係を文化論のレベルで考え直すことを意図する。
ロマン主義エコロジーの詩学   
環境感受性の芽生えと展開
小口一郎 編著/植月惠一郎・金津和美・川津雅江・
直原典子・丹治 愛・大石和欣・山内正一・吉川朗子 著
マーク・トウェインと近代国家アメリカ
マーク・トウェイン研究の最近の動向を視野に入れつつ,トウェインの文学世界における,近代国家イデオロギーと異文化をみる眼差しについて考察する。「旅行・移動・異文化」といったモチーフがアメリカ文学・文化史においていかに想像力の源泉として機能し得たのかを,「旅行熱の時代」と称され「旅行記」の流行という現象をみた19世紀なかばの時代を中心に具体的な作品分析に即して探る。
中垣恒太郎 著 
マーク・トウェインと近代国家アメリカ  
越境する英米文学
英米文学における「越境」の意味を多角的にとらえながら、各作品が描く多様な境界を越える際の軋轢や葛藤、すなわち越境のダイナミズムがもたらすクリティカルな経験を巡って論を展開する8編を収めた論集。
越境する英米文学 
─人種・階級・家族─
新井英夫・辻 祥子・細川美苗・森 有礼 著
奇跡の年
登場人物は七人の女性だけの巧妙に仕組まれた戯曲。しかし読者は,一七九七年から一七九八年にかけてのいわゆる ‘annus mirabilis’ と呼ばれる年にワーズワス姉妹とコールリッジをめぐってなにが起こったのかを実感することになる。
奇跡の年 サマセットのドロシー・ワーズワス
フィービー・M・リーズ 作  水野 薫 訳
ワーズワスとコールリッジ
両詩人の詩の多くが密度の高い対話から生まれているだけでなく、詩自体が対話的関係にあることを洞察し、その足跡を綿密に辿る。
山田 豊 著
ワーズワスとコールリッジ  
―詩的対話十年の足跡
Endymion, Hyperions, “La Belle Dame sans Merci”などの代表的詩集や詩作品を綿密に読みジョン・キーツの神話的偽装を論じる。
ジョン・キーツにおける神話的偽装
鎌田明子 著
Mythological Impersonation in John Keats(英文)
ジョン・キーツにおける神話的偽装

単行本新刊
イギリス・ロマンティシズムの光と影
『1974年の設立以来,着実な研究活動を続けてきた「イギリス・ロマン派文学研究会」の設立時の会員から新しい世代の会員までをふくめた9名の論考
イギリス・ロマンティシズムの光と影  
初井貞子/黒瀬悠佳子 編著 
瀬名波榮喜・園井千音・吉田正憲・後藤美映・
光永武志・田中千惠子・山口裕美・田吹長彦 著

イギリス・フランスの中世ロマンス
文学的研究と語学的研究を有機的につなぐ5編の論文を収める。[フランス中世文学におけるロマン/中世ロマンスと待機の形象化/中英語ロマンスに見る夫婦愛/北部版『オクタヴィアン』と中英語尾韻ロマンスの英国的特性/チョーサーの句またがり]
今井光規・原野 昇・隈元貞広・
山口惠里子・Maldwyn Mills・田尻雅士 著
イギリス・フランスの中世ロマンス
―語学的研究と文学的研究の壁を越えて
バーバラ・ピム全貌
1930年代から80年にかけての変わりゆくイギリスの姿を背景に、人間界の美醜と善悪の感覚をユーモアのあふれる読みやすい文章で小説に昇華させたバーバラ・ピム。その諸作品の魅力を余すところなく伝えピムの世界へと読者を誘う。
バーバラ・ピム全貌
森松健介 著
マークとウェインと私
ドロシー・クイック 著 野川浩美 訳 
マーク・トウェインと私
−少女とマーク・トウェインの友情の物語
マーク・トウェインと著者ドロシー・クイックはトウェイン72歳、ドロシー11歳の時に出会い、二人の交流は数年後トウェインが亡くなるまで続く。作家志望の少女が晩年の文豪とのふれあいを綴る心温まる想い出の記。アメリカでテレビ映画化され、エミー賞を受賞。「ほんのしろ」刊。
ヴィクトリア朝の生権力と都市
快適に生きることを約束されることにより人が進んで受け容れる新しい統治の方法は、都市の抱える問題が深刻になるヴィクトリア朝期において仕組まれていく。具体的な資料を提示してヴィクトリア朝時代の都市、制度を検証し、生かされる人間の存在を考察する。
要田圭治 著
ヴィクトリア朝の生権力と都市
オーウェルと旅
オーウェルは旅をすることによって、その経験を文学作品の中に取り入れた。「オーウェル会」として1977年に発足した日本オーウェル協会の会員による「オーウェルと旅」をテーマにした論文10編、ルポ2編、創作1編からなる記念出版。
オーウェルと旅
日本オーウェル協会企画
佐藤義夫 編

市川  純・伊藤 健一郎・小林 英美・鈴木 喜和・直原 典子・藤原 雅子 編
西山清先生の退職を記念して刊行された論文集。西山ゼミ門下の若手研究者のみならず、日本、イギリス、ドイツのロマン派研究の権威による論文を収める。
全3部構成、執筆者18名による20編の論考から成る。第1部では全ての長編小説10作を取り上げ、第2部ではノンフィクションおよび短編より5編を取り上げる。第3部には絵画、映像などボウエンに関わる他のテーマを取り上げた4編の論考を収めた。
エリザベス・ボウエンを読む  
エリザベス・ボウエン研究会 編
神の残した黒い穴を見つめて
翻訳、評論、聖書研究など数々のすぐれた業績を残した故須山静夫先生を追悼する18編の論集。
松本 昇・大アふみ子・行方 均・高橋明子 編
神の残した黒い穴を見つめて  
―アメリカ文学を読み解く/須山静夫先生追悼論集
「多文化主義」と「グローバリゼイション」をキーワードに、オーストラリアの文学、歴史、そして映画とメディア・スタディーなど学際的な観点からの、豪、中、台、韓、日の6名の寄稿者による論集。
Contemporary Australian Studies 
Literature, History, Film and Media Studies in a Globalizing Age
 
『現代オーストラリア研究』(英文) 
有満保江・鈴木雄雅 編著    

新選 ジョン・クレア詩集
人間の営為の儚さとは対照的な《自然の永遠性》を歌ったイングランドの詩人ジョン・クレア(1793-1864)。本邦初訳となる121の詩編を厳選し、その精髄を伝えたみずみずしい訳詩集。ジョン・クレア没後150年、今この詩集は私たちのなかの自然への愛着を呼びさますだろう。
新選 ジョン・クレア詩集
森松健介 編訳
環境批評の未来 環境危機と文学的想像力
環境批評の過去と現在を詳細に描ききり、その全体像を見えやすくすると共に、「場所」の議論を深める中で環境批評の可能性を論じる批評集成の一書。
ローレンス・ビュエル 著 
伊藤詔子・横田由理・吉田美津・三浦笙子・塩田弘 訳
環境批評の未来−環境危機と文学的想像力
『分別と多感』を皮切りに『高慢と偏見』、『ノーサンガー・アベイ』、『マンスフィールド・パーク』 、『エマ』、『説得』というオースティンの6作品に登場する脇役たちの「言い分」に耳を傾け、(そして必要に応じてヒロインにも自己主張の場所を与えながら)主役たちに注目していただけでは読み落としてしまう可能性のある、オースティンが生きた18世紀後半から19世紀前半のイギリス社会の思想や、オースティン自身の主義主張について考察した10編を収める。
脇役たちの言い分 
ジェイン・オースティンの小説を読む
坂田薫子 著

『沈黙の春』以降の現代英語環境文学批評書、映画、歌詞の合計103アイテムを各4ページで詳述。参考文献、原文引用、翻訳紹介も完備。図版多数。エスニックと環境について考える人、授業、研究室の必携書。執筆陣:エコクリティシズム研究会、MESA、AALA各会員等有志総計40名。
エコクリティシズム研究会企画/ 伊藤詔子 監修
横田由理・浅井千晶・城戸光世・松永京子・真野剛・水野敦子 編
オルタナティヴ・ヴォイスを聴く
―エスニシティとジェンダーで読む現代英語環境文学103選
学術研究と文学創作の分化
事実と虚構との間で葛藤することになるシェンストンを始めパーシーなどの18世紀後半の古詩編集者とその業績を考察する。編集者の目的いかんによって、編集の結果が単なる事実の提示か創造的文学創作になるか、の重要性を帯びることになる問題性を提起する。
学術研究と文学創作の分化
18世紀後半イギリスの古詩編集
三原 穂 著    
ペトラルキズムのありか
イタリア14世紀の詩人フランチェスコ・ペトラルカの影響を強く受けている英国エリザべス朝後期の恋愛連作ソネットを扱う。ソネットの歴史と特徴を概観したうえで、各論として、ぺトラルキズムがイギリスに伝播したあとの16世紀後半のソネット詩人たちとその作品をとりあげる。
岩永弘人 著
ペトラルキズムのありか
サッポーたちの十八世紀
古代ギリシャの詩人サッポーに関する言説の受容,女性同性愛の言説の形成,「サッポー」と呼ばれたイギリス女性詩人たちの詩的言説などを検証するよって,近代イギリスにおいてジェンダーの構築がどのようなセクシュアリティ観や女性同性愛に対する見方のもとで行われたか,そしてそれが女性の社会的地位や創造的能力の評価などとどのような関係にあったかを明らかにする。
川津雅江 著 
サッポーたちの十八世紀  
エリザベス・ギャスケルの小説研究
ギャスケルはヴィクトリア朝時代に一般的であった男尊女卑的な人間観とは異なった、ユニテリアンとしての確固たる信仰に基づいた女性観をもっていた。本書の主な目的は、彼女がそれを小説の中でどのように具現化し、思想として読者に伝えようとしているのか解明することにある。取りあげた作品は長編小説6作すべてと、中・短編小説の中の7作である。作品の引用文については日本語訳と原文を併記して読者の便宜をはかった。ギャスケル研究の一つの到達を示す大著。
足立万寿子 著
エリザベス・ギャスケルの小説研究  
―小説のテーマと手法を基に―
バラッド研究会編訳 
中島久代・薮下卓郎・山中光義 監修
イングランド・スコットランド口承伝承文学の記録の金字塔、全訳刊行成る !
全訳 チャイルド・バラッド 全三巻
チャイルド・バラッド第2巻
トマス・ハーディ 詩から小説への橋渡し
ハーディの文学上の最大の関心は詩を書くことだった。小説制作という慣習的な偏見と正面衝突せざるを得ない経歴を経て、晩年は「真実」を語る詩に身を捧げたハーディの小説の中に見え隠れしているはずの「詩人ハーディ」を明らかにしようとする二論考を収録。
トマス・ハーディ 詩から小説への橋渡し
土岐恒二・森松健介 著    
ハーディ文学は何処から来たか
“『テス』に伝承バラッドの響き”を聴き、“ハーディに帰るべきふるさとはありやなしや”と問い、“その英国人気質と笑い”まで作家の至芸に迫る新編「ハーディの文学世界」。
井出弘之 著
ハーディ文学は何処から来たか
―伝承バラッド、英国性、そして笑い

ヴィクトリア朝の文芸と社会改良
ヴィクトリア朝時代を生きた文人・詩人・批評家・画家・デザイナー・建築家などの芸術家および彼らの作品と時代との結びつきを確認し,芸術家たちは社会的現実の改変や改良にどのように関わり,役割を果たし得たのかを考える10論考。
向井秀忠/近藤存志 編著 
富山太佳夫・丹治愛・由井哲哉・能澤慧子・川端康雄・菅靖子 著
ヴィクトリア朝の<文芸>と<社会改良>  
ジョージ・オーウェルの世界
幼年時代から『1984年』執筆当時までのオーウェルの素顔と時代の状況をよく知る、幼なじみから著名な作家、評論家までを含む18人によるオーウェルの回想と作品、時代の検証。
ミリアム・グロス 編 大石健太郎 翻訳監修
ジョージ・オーウェルの世界
ソローの教育哲学と自然観察(英文)
本書の目的は、ヘンリー・D・ソローの思想が独特の教育哲学として解釈され得ることを証明することである。従来のソロー研究では彼を超絶主義者、政治批判者、博物学者として解釈することに重点が置かれてきた。しかし、ソローの哲学の根源には、人間の成長が自然との接触に深く影響されるという教育思想がある。自然と教育の相互関係という視点から、彼の著作活動の全体を包括的に分析することによってはじめて、ソローを真に超時代的な著述家として、米文学史・思想史の中に正当に位置づけることが可能になる。
Henry D. Thoreau: His Educational Philosophy and Observation of Nature
『ソローの教育哲学と自然観察』
(英文)
小野美知子 著